建設技術総合センター(CTTC)

図面・トレース作成

トレースCAD図面化

CADが普及する以前のエンピツで描いた図面をスキャニング(ラスター)し、CADソフト上でトレース、図面のCAD(ベクター)化を行います。
地図等に関しては、紙からのデータ化に伴う図面自体のズレ、歪みも可能な限り修正します。

基本単価(CAD化時)

建築、土木、電気設備など他業種に応じて対応できます。価格は図面確認後に見積もりします。

建築系 図面種

図面の種類

A2サイズ 円/枚

一般図

平面図、立面図、断面図など

30,000円〜

詳細図

平面詳細図、断面詳細図、基礎伏図など

25,000円〜

その他

簡略化された図面等

12,000円〜

土木系 図面種

図面の種類

A3サイズ 円/枚

一般図

橋梁一般図、道路展開図、河川構造図など

30,000円〜

地形図

市街、山間部を含む位置図、平面図など

40,000円〜

その他

標準断面図、簡略化された図面等

5,000円〜

電気設備系 図面種

図面の種類

A2サイズ 円/枚

平面図

建築物含む配置図、平面図など

25,000円〜

配線系統図

配線数、接続機器数に応じて

40,000円〜

その他

機器外形図、簡略化された図面等

5,000円〜

※金額は税別です。日数・料金は図面内容などにより変動します。別途諸経費が掛かます。
※上記金額は目安値(高め)です。価格は実際にトレースするデータ状況を確認してから人工を出します。人件費高騰により価格が変動していることがありますのでご了承下さい。
※建築図面については、対象施設の規模により、作成単価が大きく異なります。必ず見積もり相談をしてください。
※相談、見積もり依頼時には、必ずトレースする精度を教えて下さい。精度によって金額が大きく変わります。

 

CAD図面化

トレースは、既存データを「なぞる」作業を行いますが、CAD図面化は、紙図面に描かれた寸法を読み取り、書き直します。
ご依頼時には、「トレース」「CAD化」のどちらを希望するか、教えてください。

基本単価

CAD化はトレース作業の1.5〜2.0倍となります。図面の状態によりますが、判読不能な文字が多い場合は対応できない場合があります。

 

CAD図面修正

主に『赤書き』修正された図面をその指示通りに修正するほか、その赤書きも専門技術者の目で確認しながら二度手間にならないよう作業します。   

基本単価
赤書き修正

1,000円/枚 〜 
(複数枚ある場合はその作業内容の平均値で算出します)

 

 

サンプル

事例1 排水計画平面図 : A1サイズ / 1:1000 / 5日程度
 
       トレース前                 トレース後

 

事例2 建築平面図その1 : A2サイズ / 1:50 / 2日程度
 
       トレース前               CAD化+トレース後

 

事例3 建築平面図その2 : A2サイズ / 1:200 / 2日程度
 
       トレース前               CAD化+トレース後

 

事例4 配線系統図 : A2サイズ / 1:1 / 8日程度
 
       トレース前                 CAD化後

 

事例5 平面図 : A3サイズ / 1:500 / 2日程度
 
       トレース前                 トレース後

 

事例6 平面図(山間部等高線トレース) : A1サイズ / 1:1000 / 4日程度
 
       トレース前                 トレース後

 

事例7 地質断面図 : A1サイズ / 1:500 / 2日程度
 
       トレース前                 トレース後

 

事例8 土質柱状図 : A3サイズ / 1:1 / 2日程度
         
       トレース前               CAD化+トレース後

 

※トレース:図面にある数値に関係なく図面上の線をなぞる作業
※CAD化+トレース:数値が分かる部分は数値化、水平垂直化し、数値化できない部分はなぞる作業
※その他、指定されたレイヤでの区分化、色指定に対応しております(仕様により同じ図面でも作業時間は変わります)

 

意外と大変な作業

文字入力

構造物等の線をトレースするより、記載されている文字を入力する方が時間が掛かります。特に潰れて読めない文字は周辺の文章から推測するか、専門知識が必要になることもあります。
ソフトによっては自動判別機能が付いているものもありますが、最終的には全て確認する必要があります。

合成された地形図

位置図や平面図によっては、既存地形と新規地形など合成している場合があります。そのままトレースするだけであればたいした事はありませんが、整合性を求められた場合は考える必要がでてきます。

どこまでなぞるか

図面の意味を理解していればしているほど正確な図面に仕上げたいと思うことがあります。そんなとき「どこまでなぞるだけで済ませるか?」と考えます。できれば全て数値から図面化した方が良いと考えますが時間(予算)を掛けたくない場合は、ある程度のところで線引きして処理することになります(やり過ぎに注意)。

微妙なズレって気になりません?

トレースするときは、ラスタの補正から入ります。それでも微妙な傾きやズレは解消されません。そんなときに悩むのがトレースをするか、CAD化するかです。トレースの方が気楽になぞるだけなので良いのですが、CAD化となると水平垂直などはキチンと描きたくなります。その葛藤が悩みます。


 
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