電子納品、道路施設基本データ、道路完成平面図など

道路工事完成図ってなんだ?

道路行政のIT化が進む中で、道路地図情報を用いた各種管理システムの利用が徐々に普及しています。 これに伴い、各システムにおいてベースマップとなる道路地図データの作成、情報の収集・更新が望まれています。
H16年度からの 電子納品の実施にともない「完成図」の作成方法を標準化し道路地図データを迅速に更新できることを目的に、 「CAD製図基準(案)」と「工事完成図書の電子納品要領(案)」の整合を図り、さらに完成平面図についてはGISの道路地図データへ変換する事を意図し、 SXFVer.3.1による作成仕様が定められました。
その仕様が「道路工事完成図等作成要領」であり、この仕様に規定された内容に従い「完成平面図」を作成していきます。

 

「完成図」とは、契約図面(発注図)に基づいて完成した工事目的物の完成形状を示した図面のことをいいます。 また、「完成平面図」とは、完成図のうちの平面図を指します。完成平面図は、工事後の維持管理段階における道路管理図や次回工事の発注図として利用されます。

 

北海道開発局では、道路管理で使用する「出来形(しゅん工)完成平面図」を「道路完成平面図」に置き換えて作成します。

 

 

国土技術政策総合研究所のホームページより、転載

 

 

北海道版 道路完成平面図

「道路工事完成平面図とは」でも書きましたが、道路工事完成平面図については、「道路工事完成図等作成要領」に 作成仕様が書かれています。
しかし、北海道で独自に策定した「出来形(しゅん工)完成平面図」については、「道路工事完成図等作成要領」に載っていません。北海道仕様として、 作図項目や提出方法がプラスされています。
「北海道版 道路完成図」は、道路工事完成平面図に北海道独自の情報を書き足して作成する事になっています。
北海道開発局では、出来形(しゅん工)完成平面図と道路工事完成平面図は同じものとして扱われていましたが、平成21年度より、出来形(しゅん工)完成平面図は 道路工事完成平面図と改名されました。

 

ただし、作成内容は出来形(しゅん工)完成平面図の仕様を引き継いでいますので、作成方法については注意が必要です。くわしくはこちら(北海道開発局)の 道路工事完成平面図作成要領(北海道版)をご覧下さい。
書いている内容が理解しづらい場合は弊社の札幌営業所(011-222-8582 担当:ナカヤ)までご連絡下さい。

 

北海道開発局では、H20.10〜12に道内各地で行われた、北海道開発局主催の説明会で関係者に説明し、作成することに協力を要請しています。 そのときの資料にあった道路工事完成平面図のイメージがこちらです。
赤枠で示す部分が道路工事完成平面図(全国版)に該当します。

 

 

 

道路工事完成図の対象工事

道路工事完成平面図(全国版)と同様、舗装工事および道路修繕工事(管内全域で行う簡易な道路修繕工事等を除く) における平面図、並びに全工事(道路施設に変更を加えない道路維持工事を除く)における工事施設帳票について、電子化した完成図等による電子納品を 必須としています。

 

道路工事完成平面図作成要領「5.適用工事」解説P-11より

 

 

道路工事完成平面図の作成については上記内容に示す通りですが、特記仕様書に記載の有無によっては、 この限りではありません。受発注者間での協議を行ってください。

 

 

道路完成平面図の作成データについて

データは「SXF Ver.3.0(3.1)」に準拠する事になっていますが、SXF Ver3.0に対応したCADソフトが 高額なため、 安易に購入出来なません。そのため、現在お持ちになっているCADソフトでもできる仕様としてVer2.0があります。暫定的な対処ではありますが、 こちらでの作成も可となっております。
図形データは「SXF Ver3.0」ではP21形式(Ver3.0)、属性データをSAF形式で、「SXF Ver2.0」では、P21形式(Ver2.0)、中心線座標データをCSV形式で作成します。

 

これらのデータを作成するには「オープンCADフォーマット評議会 OCF検定の認証を 受けているソフトウェア一覧」を受けているCADを使って作図することをお勧めしています。
弊社では、ビッグバン社製「al-Nill(アルニール)道路工事完成平面図版」を使用して作成します。

 

 

完成縦断図の作成について

完成平面図同様、施工された公物の管理および以後の工事の計画・設計等に利用することを目的に工事目的物の完成形状を 示した図面のことで、「完成縦断図」とは、完成図のうちの縦断図を指します。
完成縦断図は、工事後の維持管理段階における道路管理図や次回工事の発注図として利用されます。

 

完成縦断図の作成範囲は、完成平面図の対象となる工事起点から工事終点としています。
完成縦断図は、設計変更で更新された最終的な発注図を用いることを基本に、 当初発注図の見え消しとした部分はすべて消去し、 工事の完成形状を表現するものとしています。
また、出来形測量結果のいわゆる「朱書き」は、別途出来形管理図に示し、完成縦断図には表現しないこととしています。
簡単に説明するとすれば、従来のCAD製図基準(案)に準拠した完成図面の縦断図を道路工事完成平面図に作成範囲を合わせた図面で良いということです。
※ 上記の他、完成縦断図の詳細については、「道路工事完成図等作成要領(改定版)」を参照して下さい。

 

 

 


 
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